#1
Current
situation analysis

Phase
01

「現状を考える」

Brandingは、将来目指すべき姿を形成していくための活動になります。
自社のブランドを作ることにより、他者と差別化し、独自性という価値を創出することで、価格競争などから脱却し、経営を安定させることが可能です。
その為には、今の課題や現状、今後目指していく姿など、今を考えることから始めてみましょう。

将来こうなりたい。
そのためには何が必要?



#2
Environmental
analysis

Phase
02

「現状分析」

企業や商品を取り巻く環境は常に変化しています。
ここでは環境変化を2つに分け、自社でコントロールできない「外部環境」(自社の強みになる変化やマイナスに作用してしまう変化)と、自社でコントロールができる「内部環境」の2つを分析(マクロ分析)し、そこから自社の強みを生かし競合と差別化できる領域をさぐる「3C分析」で市場や顧客の潜在的ニーズを探し出すヒントにしていきましょう。

変化を俯瞰的に見極める事が大事。

外部環境

  • 1)政治的環境要因
  • 2)経済的環境要因
  • 3)社会的環境要因
  • 4)技術的環境要因

内部環境

  • 1)ヒトの強み
  • 2)モノの強み
  • 3)他の強み

環境を知り、自社の強みと市場ニーズの接点を探す

3C分析で市場における発展機会を仮説する。
                    |競合competitor:競合は、直接的な企業や商品の他、同じ事が解決できる「間接競合」も視野に入れるといい。
                    |顧客customer:顧客の不平や不便など、消費者の不満を考えると「ニーズ」を発見しやすい。
                    |自社company

市場機会の仮説を導き出す

市場で何を強みにすれば顧客ニーズを叶えられるのかを仮説する。



#3
Segmentation
Targeting
Positioning

Phase
03

「STPマーケティング」

3C分析で市場機会の仮説ができたら、STPマーケティングの考えに当てはめ、誰に対してどのような価値を提供するかを細分化していきます。

「S:セグメンテーション」とは、市場の細分化。
仮説を立てた市場機会は、その中でどのような人に提供するのか?
その前段階として、大きなテーマで分類し、市場を分ける事を目的にします。

<市場例>

年齢 性別 学歴
職業 地域 家族構成
趣味 価値観 生活様式

年齢 10代 20代 30代 …
性別 男性 女性 他 …
職業 会社員 自営業 パート勤務 …
地域 北海道 東北 関東 関西 …
趣味 車 バイク 絵画 スポーツ …

「T:ターゲティング」とは、見込客の選定。
市場を細分化したら、それを属性に分け、狙うターゲットをより明確に判断していきます。

<各セグメントを属性に分類>

年齢 性別 学歴
職業 地域 家族構成
趣味 価値観 生活様式

年齢 10代 20代 30代 …
性別 男性 女性 他 …
職業 会社員 自営業 パート勤務 …
地域 北海道 東北 関東 関西 …
趣味  バイク 絵画 スポーツ …

ブランドターゲット「ペルソナ」を可視化する。

ブランドターゲット
「ペルソナ」を可視化する。

人は物事を選択する時に、性格や価値観などから判断することがほとんどです。
ブランドを選択してもらう為には、セグメント・ターゲティングで分類した中から、より具体化した人物像「ペルソナ」を想像し、今後の取り組みの指標にする必要があります。

「ペルソナ」
木村洋子(仮) 28歳 女性
家族は4人 夫婦と子供2人(4歳と2歳の男の子)
・世帯年収400万 ・近所のスーパーでパート勤務 ・自家用車2台所有
・東京都八王子市在住
子ども2人の世話で少し疲れているが、子どもの成長を身近で感じる事ができ、幸せを感じている。たまに子どもを近くに住む両親に預け、夫婦でカフェに出かける事が最近の趣味。新しいカフェに出かけて、始めて体験する事をインスタグラムで発信し、友達と情報交換をしている。
好きな事:カフェめぐり、インテリア選び
嫌いな事:パート先の店長の愚痴を聞く事
不満:長男が反抗期になったきた

ペルソナを設定したら

「P:ポジショニング」とは、ペルソナの中にある独自性を築ける位置を探す事。
ここでは、ペルソナに競合と比較されても選んでもらえる優位性を見つけましょう。
位置を決める為、キーワードを軸に「機能的価値(サービスそのものの独自性)」と「情緒的価値(サービスがもたらす問題解決の独自性)」でマップを制作すると分かり易いです。

ペルソナの視点が、今後のブランド活動に影響を与える。



#4
Brand identity

声を聴いて
考える
そして
伝える

Phase
04

「ブランドアイデンティティ」

ペルソナを策定したら、ブランドをどう想起してもらいたいかを言語化します。
それが「ブランドアイデンティティ」です。
ブランドアイデンティティは、当初思案した、将来のビジョンに向かって進むべき方向性を示す
「旗印」と言えます。
これこそが今後のブランディング活動の中心の考え方になる重要な言語になります。

ペルソナを策定したら、ブランドをどう想起してもらいたいかを言語化します。
それが「ブランドアイデンティティ」です。
ブランドアイデンティティは、当初思案した、将来のビジョンに向かって進むべき方向性を示す「旗印」と言えます。
これこそが今後のブランディング活動の中心の考え方になる重要な言語になります。

コックスのブランドアイデンティティ
「声を聴いて 考えるそして 伝える」

コックスの
ブランドアイデンティティ
「声を聴いて 考える
そして 伝える」

すべてのお客様に寄り添い、オンリーワンの課題解決で、お客様の価値を伝える事をこれからも続けていきます。



#5
Formulation of
brand elements

Phase
05

「ブランド要素の策定」

ここからは「ブランド」を社会に知っていただく為の活動になります。

1)ブランドの視覚化
言語化したブランドアイデンティティを視覚化し、社会に分かりやすいコミュニケーションツールにします。
・ブランド名 ・ロゴやマーク ・色 ・キャラクター ・空間デザイン ・タグライン
・ジングル、音楽 ・ドメイン(URL) ・匂い 等

1)ブランドの視覚化
言語化したブランドアイデンティティを視覚化し、社会に分かりやすいコミュニケーションツールにします。
・ブランド名・ロゴやマーク・色
・キャラクター・空間デザイン・タグライン・ジングル、音楽
・ドメイン(URL)・匂い 等

2)ブランド体験施策
ブランド体験をすることにより、消費者は心の中でブランドを思い起こすトリガーとなる。その為、どこのタッチポイントでどの要素を露出したらいいかを仮定し実行します。

  • ブランド体験前
    (Before)

  • ツール
    折込チラシ・看板 等
  • ブランド体験中
    (購入検討〜購入)

  • ツール
    HP・SNS・カタログ 等
  • ブランド体験中
    (使用中)

  • ツール
    店舗での体験(接客)等

離脱

良く
なかった

  • ブランド再検討
    (Repeat)

  • ツール
    再来店誘導ツール 等
  • ブランド体験後
    (評価)

  • ツール
    フォローやお礼状 等

ブランド体験は、ブランドを知るシナリオであり、
消費者の記憶にブランドを認知させる大きな要素である。

ブランド体験は、
ブランドを知るシナリオであり、
消費者の記憶にブランドを認知させる大きな要素である。

ブランドを視覚化したコックスの制作実績一覧はこちらから

#6
Goal setting

Phase
06

「目標設定」

これまで決定してきた方向性に対し、目標を設定しブランディングを進めていきましょう。