印刷メディアビジネス総合イベント「Page2019」レポート
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印刷メディアビジネス総合イベント「Page2019」レポート


こんにちは。COX常務の小平です。
2月6日~8日まで東京池袋サンシャインシティで開催された印刷メディアビジネス総合イベント「Page2019」に行ってきました。
今、印刷業界では、近い将来一般的に実用化されるであろう新型POD機(プリントオンデマンド)が注目されていて、いくつかのブース出展がありました。

■目次


POD機とは?
常務の視点〜Page2019で展示されていたPOD機の進化した機能〜
まとめ


 

●POD機とは?

前回のIGAS2018レポート記事でも紹介しましたが、PODは、プリントオンデマンド(Print on Demand)の略で、必要な時に必要な部数だけ印刷することです。一般的にはオンデマンド印刷と呼ばれています。それに対応できるプリンターがPOD機で、一番イメージしやすいのはコンビニエンスストアに置かれているコピー機のようなプリンターです。

 

●常務のチェックポイント
〜Page2019で展示されていたPOD機の進化した機能〜

チェックポイント(1)
ニス加工がA3ノビ(A3よりひとまわり大きいサイズ)まで可能に!

ニス加工は、立体感と光沢が出るので高級感が出せます!A3よりひとまわり大きいサイズでインパクト満点!

小ロット対応POD機でオフセット印刷に近い加工品質は驚きです!「商品の写真を際立たせたい、広告に豪華さを出したい」といったケースで、視覚的・質感的なインパクトが期待できます。

 
 

チェックポイント(2)金銀の印刷

疑似色ではない、金属感のあるゴールドやシルバーの印刷が可能な機種が登場していました!
 
 

チェックポイント(3)用紙の拡充

使用可能な用紙に、厚紙やざらざらした手ざわりが楽しい紙が増えました!

 
 

●まとめ

現在のPOD印刷は、少ない部数の発注などに低コストで対応でき、色もクリアなので、お客様にご納得いただける印刷物に仕上がりますが、特殊な紙質、厚さ、色には対応できません。しかし、今回出展されていたPOD機は、一部の特殊印刷が可能になり、お客様のイメージやご予算に、より近い印刷物としてお届けできるようになります。
 

今後のPOD分野では、「必要な時に必要な部数だけの小ロット印刷」「オフセット印刷並みの品質」に加え、「特殊印刷」を提供できるので、インパクトのあるデザインを手軽に形にすることができます。斬新なアイデアの印刷物をご検討の際はぜひご相談ください。
これからもこのような最新印刷技術の動向に敏感に反応し、お客様の『伝えたい』を形にするお手伝いができるよう頑張ります。
 

関連リンク:

国際印刷機材展「igas2018」レポート
 

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