【5分でわかる!?印刷品質のお話】〜キレイな網点再現と色管理がポイント!〜
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【5分でわかる!?印刷品質のお話】〜キレイな網点再現と色管理がポイント!〜


こんにちは。
印刷業務全般のワークフローを統括している常務 小平です。

前回は、印刷通販に関して記事を書きました。(これだけは知っておきたい!?【印刷通販の良い点・悪い点】コックスで印刷する強みを考えてみた 
印刷通販というサービスについて、良い点や悪い点、更には地元の会社であるコックスを利用することも含めてお話させていただきました。

そして今回は、印刷の品質についての弊社の考え方をお伝えしたいと思います。

■目次


印刷の品質って何だろう?

印刷力(再現性・正確性)がコックス印刷室にとっての「品質」
①網点再現力!
②色の管理と再現力!

まとめ


●印刷の品質って何だろう?

COXで使用している4色機

「印刷の品質」と一言でいっても、漠然としていてよくわからないですよね。
「何の事をさすのだろう」と深く考えれば考えるほど答えが出てこないでしょう。

長年印刷に関わってきた私が考える「印刷の品質」は、お客様に満足いただける価値、効果のある印刷物を提供すること。つまり、印刷物という「モノ」としての品質だけでなく、

「情報×企画×デザイン×印刷力(再現性・正確性)」という総合力

と考えます。

全てが掛け算で、1つでも「0」があると合計値は0となるイメージです。
つまりどの要素が欠けても、効果の出ない印刷物(効果0)になってしまうのです。

 

●印刷力(再現性・正確性)がコックス印刷室にとっての「品質」

印刷の品質は、さまざまな要素が複雑に絡みながら、その印刷物の目的である「効果を出す」ことです。

印刷室は、情報・企画・デザインの力を最大限に引き出し、アウトプットすることが求められます。
そのための「印刷力」が印刷室としての品質です。
そこで「印刷力(再現性・正確性)」を通じた印刷品質を考えてみました。

 

①網点再現力!

印刷オペレータであるHAさんが、印刷の知っトク情報!60余年の伝統ある印刷部門でデキルこと【印刷工程のご紹介】で、オフセット印刷を紹介していました。COXでは、オフセット方式で印刷をしています。

一般的に業務用の印刷物は、と〜っても小さな「網点」というもので形成されています。この網点がキレイかどうかで印刷の質も決まってくるのです。
(参考リンク:網点 – Wikipedia

網点サンプル:1網点の再現性が印刷に大きく関わります

網点サンプル:2

この写真は、網点を拡大して撮影したものになります。
カラー印刷でもたった4色の網点で、さまざまな色を再現していることがわかります。

水を多く(少なく)使う
水質の悪化
ブランケット(インキがのるゴム筒)が劣化する
ブランケットにスプレーパウダーや細かいゴミが付着する
インキの硬さ
室温管理
用紙と機械やインキの相性

などを主な原因として、網点の形状が崩れてしまうケースがあります。
当然のことながら、形状の崩れた網点では、品質の良い印刷物はできません。

印刷機オペレーターであるHAさんも毎日の天候、気温、湿度を常にチェックし、最高の状態を維持できるよう気を使っています。(今後の印刷工程に関する記事にご期待くださいね)
COXでは網点の形状をしっかりと確認するために常にルーペで印刷物の網点をチェックしていますよ!

 

②印刷品質=色の管理と再現力!

カラープロファイル作成用設備

校正紙と実際の印刷物の色が違ってしまったら…… 印刷機のオペレーターは印刷物と色が合わない見本に合わせようとして様々な調整・処理を行います。

校正用のレーザープリンター、色校正用大型プリンターとオフセット印刷機の間で、色が変化が少なく、許容範囲になるように、
印刷室と、その前工程のデザインにかかわるクリエイティブ室で協力体制をとっています。
しっかりと色の管理していますよ!

●まとめ

5分くらいでわかる記事をめざしてみたのですが、いかがでしたか?

まずは、網点の再現性や色の管理と再現性が、印刷品質を上げるために非常に重要なことです。

加えて当社では、最終的な「仕上がり」について、お客様の想いまできちんと届けるため、印刷職人の「経験に裏打ちされた目や感性」も大事にしています。

長年、印刷の現場に携わっているのですが、職人の技術の感性でさらに完成度が上がるシーンに何度も立ち会ってきました。
コンピューター制御の中でも、最後は職人の技なんだと思います。

コックスでは、地域の皆さまのご相談やオーダーに応えるため、あくなき品質向上へ取り組んでいます!

 

関連リンク:

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