こんにちは。
印刷業務全般のワークフローを統括している常務 小平です。
今回は、印刷物の通信販売（Webによる入稿〜納品）の「知っておきたい」メリットやデメリット、そして弊社の考え方などをお伝えできればと思います。
■目次
・印刷業界紙では…
・印刷通販の良い点（メリット）は？
・悪い点（デメリット）も忘れずに知っておこう！
・まとめ
●印刷業界紙では…
5年程前の話になりますが、印刷業界ニュース「Printing journal」で「印刷通販は敵か味方か」という記事があり、業界内で大きな話題となりました。
私は「信頼のおける業者なら味方でありパートナーである」という考えでした。
この考えは現在も変わりません。
そこで、改めて印刷部門を持つコックスとして、印刷通販サービスの知っておきたい「良い点（メリット）」と「悪い点（デメリット）」について考えてみました。
●印刷通販の良い点（メリット）は？
「安さ！」に尽きます！
「安さ」については、様々な商品の通販においてEコマースが主役になっている昨今、印刷物も例外ではありません。
Web入稿から納品までの工程の、コストパフォーマンスは、弊社のような、既存の印刷工程とは、比較にならないものになっています。
●悪い点（デメリット）も忘れずに知っておこう！
とはいえ、この安さの陰には、安さゆえのデメリットもまた、存在しているのではないでしょうか。
ここ数年、弊社でも印刷通販を利用することもありますが、印刷部門を持つ会社ゆえに見えてしまうデメリットです。
①紙が自由に選べない
これはやはり、価格優先のため仕方のないことかもしれません。
本来であれば、紙は伝えるための重要な手段。手にとって触れた時の感覚も印刷物の「伝えるチカラ」なのです。
②品質は悪くないが、刷り色が安定しないこともある
弊社基準で納品物を見た場合、色味や印刷そのもののクオリティが良かったり悪かったり、仕上がりにバラツキが見られることがあります。
思っていた仕上がりにならないこともあります。
③校正漏れに気づけないことがある
これは、Web入稿という方法であり仕方のない部分もありますが、打ち合わせ、デザインから携わることで気づけるミスや校正漏れは、そのまま印刷されてしまいます。
通販は、こういったリスク込みであることを理解した上で、注意して利用したいですよね。
●まとめ
いかがでしたか？
安さが優先されるケースでは、「印刷通販」に弊社は、かなわないことも多いです。
ただし、上記3点のデメリットを考えると最終的なコストはどうなのだろうか？意外と高くはないだろうか？と考えてしまいます。
地元の印刷会社であるコックスは、
・紙選び、デザインの相談が可能！
・地域の特性を理解している
・お客さまの情報発信に「効く」方法のご提案
・最後の最後まで原稿に目が届く
・印刷物の仕上がり
といった点で好評いただいています。
伝える手段としての印刷物。その目的をどこに求めるのか？
その優先順位を意識して印刷の方法を検討してみてください。
もちろん、私たちCOXも、ご相談にのります！
これも、COXの伝えるチカラを持つ「印刷」への取り組みです。
お気軽にお問い合わせくださいね。
皆さんの、伝えたいことを伝えるチカラになれることを願っています。