グラフィックデザイナーで、COXに在籍している木内洋一です。
主に洋楽を聴くことが趣味なので、洋楽アーティストの面白さ、アルバムのジャケットのデザインに関する話を、
僕の音楽に関わる足跡として紹介できたら面白いなぁと思っています。
記念すべき1回目はThe Smiths(ザ・スミス)です。
●The Smiths(ザ・スミス)と僕
The Smiths(ザ・スミス)1982~1987
1982年マンチェスターから現れたインディーズバンド
20代によく聴いたバンドです。
美しいメロディと、実に英国っぽくねじれたユーモアのある歌詞や、疎外感に苦しむ若者の心を映し出した歌詞は、いろいろなフラストレーションを抱える若者に、そしてもちろん僕にも、共感と希望を与えました。
実質的な活動期間は5年程度で、世界的なヒットはしなかったものの、一部の若者や、当時のメジャーな音楽に反発した層には熱烈に支持されました。
その後、数多くのアーティストに多大な影響を与え、「インディーズという言葉をメジャーにしたバンド」として記憶された、
80年代の最も重要なロックバンドのひとつです。
詳しくは、ザ・スミス – Wikipediaや公式サイトThe Smiths Homeをのぞいてみてください。
●またスミスを聴くようになりました。
最近、またスミスをよく聴いています。
昔は純粋に音楽として楽しめていたのに、最近はちょっと違う感じになっています。
今自分の心情がスミスを必要としているのかもしれません。
歌詞に共感したり、励まされたり、メロディの美しさに癒されています。
Still Ill(スティル イル)
アルバムジャケット左から
The Smiths / ザ・スミス
Meat Is Murder / ミート・イズ・マーダー
The Queen Is Dead / ザ・クイーン・イズ・デッド
Strangeways, Here We Come / ストレンジウェイズ、ヒア・ウイ・カム
The Smiths
アナログとデジタルの誕生の狭間で気をもんだ。僕らもスミスも、あそこで一緒に彷徨った。80年代UKロック・シーンにおける最大の事件――それはザ・スミスの出現ならびに解散である。そのサウンドと展開する詞の世界、最高にクールなこのバンドは、82年にモリッシー(vo)とジョニー・マー(g)によって結成。84年にUKインディーの名門<ラフ・トレード>より1stアルバム『ザ・スミス』を発表する。時代を反映した“絶望感”を美しいメロディとサウンドでリスナーの胸に突き刺した。85年には衝撃作『ミート・イズ・マーダー』を発表。そして86年UKロック史上に輝く問題作『クイーン・イズ・デッド』をリリース。しかし、87年にマーが突然の脱退を表明。『ストレンジウェイズ・ヒア・ウイ・カム』リリース後バンドは解散。
ザ・スミスを知るためのリンクのご案内
●ザ・スミス – Wikipedia
●The Smiths Home(公式サイト 英語)
●The Smiths / ザ・スミス|ワーナーミュージック・ジャパン
文責:クリエイティブ室 木内 洋一