みなさん、初めまして。
製造技術室 看板施工職人Tです。
以前、看板職人修行中のMさんが、<看板職人修行中Mの職人の道具シリーズ>すべてはここから生み出される!「腰袋」という記事で、腰道具を紹介していました。
そこで今回は私、看板職人Tの「腰道具」を紹介させていただきます。
■目次
・看板職人Tの相棒「腰道具」たちの紹介
①ビットホルダー
②スパナ
③安全帯
④水平器
⑤腰袋
⑥差し金
⑦プラスドライバー&マイナスドライバー
⑧ペンチ
⑨大カッター
⑩インパクトドライバー
⑪メジャー
・終わりに
●看板職人にとっての腰道具とは
長年愛用している道具は、夏の炎天下の中での現場、冬の寒い中での現場、どんな過酷な状況の中でも一緒に仕事をする大切なパートナーであり、私の商売道具であります。
大体の道具はMさんと一緒ですが、私の場合、高所でのサイン取付、足場での作業、鋼材の板金、様々な現場をこなす機会も多いため、Mさんより多めに道具をぶらさげています。
多いように見えますが、電気屋さんの職人に比較すれば、少ない方です。
なんでもかんでもぶら下げれば、だだ重たいだけで作業の邪魔になります。
他の看板屋さんも、これくらいではないでしょうか。
●看板職人Tの相棒「腰道具」たちの紹介
それでは、私の相棒を紹介したいと思います。(全体写真左から順に紹介)
①ビットホルダー
インパクトドライバーに使用するビット、鉄骨に穴あけをするキリ、ボルトナットを回すボックスなどを、取り付けておける便利なホルダーです。
様々な条件に合わせて、作業前に用意し取り付けています。
②スパナ
この道具は、日曜大工(DIY)でも見かけます。ボルトナットの取り外しの際に使用します。
③安全帯
命綱です。高所での作業、足場作業では必須の道具になります。
④水平器
パネルの取付の際などに水平を見るために使います。無いと困まる道具です。
⑤腰袋
鉛筆、小カッター、スキージーやビスといった小さいサイズのモノを、なんでも突っ込みます。
天然皮革製なので、使用すればするほど馴染んできます。
今使っている腰袋も、味が出ていて、お気に入りです!
⑥差し金
あれば便利!直角を確認できる定規です。
私の差し金は、使いすぎて単位が見にくくなっているのが玉に瑕です。
⑦プラスドライバー&マイナスドライバー
かなりの頻度で使用します。
こだわりは、全長が150ミリとちょっと長めな所。
マイナスドライバーに関しては、抉(こじ)ったりする時に使っています。(※抉る:あてがって、えぐるようにすること)
⑧ペンチ
こちらも、日曜大工(DIY)で活躍する道具ですよね。見かける方も多いかもしれません。
つかむ、つまむ、回す、叩く。
いろいろな動きを、こいつでやっちゃいます。
⑨大カッター
最近、TAJIMA(タジマ)製品の新型に変更しました。
安価な物とは違いしっかりした作りなので、手に馴染み、使いやすい!
⑩インパクトドライバー
周りの職人が持っているインパクトドライバーは、マキタ製が多いのですが、私はHITACHI製派です。
14.4Vの5.0Aで電池の持久力、パワーも申し分ありません。
カスタマイズしたお気に入りのケースと、インパクトドライバーをセットで撮影してみました。
⑪メジャー
こいつがないと仕事になりません。こちらも、こだわりのTAJIMA(タジマ)製です。
ざっとこんな感じです。
●終わりに
いかがでしたか?
職人としての業務経験の違いで、道具のラインナップも微妙に異なってきて面白いです。
看板取付作業では、今回紹介した腰道具を使用しています。
シート貼りなど細かい作業の際は、また違う軽装な腰袋を使用し状況で使い分けます。
以上、すべて大切な私の相棒【腰道具】たちの紹介でした。
次回は、看板施工の面白い話や、ほかの道具紹介も予定していますので、お楽しみに!!