こんにちは。
Web&Photo系?プランナー木内です。
雨の降りそうな時の空気の匂いや、土の匂いに、春の訪れを感じちゃいますね。
春といえば、出会いと別れの季節。
写真や動画として記録に残す、そして心にも残る記念日が多い季節ではないでしょうか。
(小学校の頃の淡い初恋は、卒業とともに終わったりしましたね〜〜写真を見ると今でも思い出します(^^;)
ということで、特に卒業・入学を控えたお子さまのいるお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん必見!
家族みんながHappyになる!
卒業・入学式に特に生かせそうな「手軽なひと工夫」として「記念日を記憶に残せる」写真撮影のコツを4つほどご紹介できればと思います♪
■目次
・どんなカメラでも、撮れるのです!
・【手軽なひと工夫 その1:ロケハン】
・【手軽なひと工夫 その2:広角レンズを活かしてみよう!】
・【手軽なひと工夫 その3:撮影しながら、カメラの角度、位置、縦横の微調整】
・【手軽なひと工夫 その4:想いをのせてシャッターを切る】
・終わりに
●どんなカメラでも、撮れるのです!
カメラの操作を最適化して、撮影に集中!
スマートフォンのカメラ機能、コンパクトタイプのカメラ、一眼レフと本当に写す道具はいっぱいありますよね。
でも、機材は選ばなくてもいいんですよ!
重要なことは、シャッターチャンスを逃さないためにも「使うカメラに慣れている」ことなのです。
(流行の表現で言えば、カメラ操作をルーティーン化できている機材で撮る方が、より良いということです。)
撮る人にとって大事なことは「あ、今だ!」と感じた時にシャッターを押すこと、どう写ってほしい、写したいかを考え、感じることではないでしょうか。
●手軽なひと工夫 その1:ロケハン
卒業式・入学式といったイベントの会場・開催場所へ早めに行き、撮るシーンを想定してみる!
撮影前ひと工夫できることってなんだろう?
そのイベントの開催会場(校舎、校庭)に行くことがおすすめ。
特に馴染みのない場所だと、絵になる(見栄えの良い)場所を見つけるだけでもひと苦労しそう。
可能な限り会場を散策して下見する(ロケハン)と、面白い発見があるかもしれません。
例えば…
・桜や春の花が咲いている場所はどこか?
・記念になるようなモチーフはあるのか?
・来場している保護者たちは、どこで撮っているのか?
・あなたが子どもの頃の記念写真の記憶は?
といったことを考えてみる。
特に一眼レフを持ち歩いているお父さん、お母さんは見つけやすいので、撮影場所や動きなど参考にしてみるのもいいのではないでしょうか。
●手軽なひと工夫 その2:広角レンズを活かしてみよう!
風景と人物をまとめて記憶に残そう!
ここからは撮影のひと工夫の紹介♪
まずは記念撮影に欠かせない、広く写る撮り方です。
人も風景もいい感じに画面に収めるお手軽テクニックなので、旅先や観光地でも使える撮影技術だと思います。
★記念写真といえば、一般的にこのような感じ(作例:COX社屋玄関)
これでも悪くはないのですが…
・風景を入れると人が小さすぎる
・人をメインにすると、背景になる建物や風景が画面に収まりきらない
…といった問題発生!
★こんなひと工夫で写真も変わる♪作例:COX社屋 門扉前)
広く写るレンズのカメラの場合、ピントの合う範囲(被写界深度)が広くなります。
そこで、「思い切って被写体の方を風景や建物よりもかなり前に配置」してみます。
撮影中はこんな感じ。
この状態で撮った写真はこんな感じです。(おっさん3人で撮影…)
どうでしょう?上半身+背景(記念になる建物や風景)という撮り方で、風景を入れつつ、被写体となる人が大きくなったのではないでしょうか。
とはいえ、場所の融通が効かないケースもあるかと思います。そんな時は撮影全体でひとつのアルバムを作ることにしましょう!
「風景・場所」
「イベント中の様子」
「被写体のお子さんとそのイベントに関わりの深いもの(入学式の看板や卒業証書など)」
の撮影と、イベントの進行に合わせて写真撮っておきます。
こうすることで、10〜20枚程度のアルバムとして編集できます。
写真1枚で難しいのであれば、デジタルカメラの利点(いっぱい撮れる)を活かした「アルバム作り」が結構有力な方法ではないでしょうか。
●手軽なひと工夫 その3:撮影しながらカメラの角度、位置、縦横の微調整
画面に何を入れて何を入れないかを考えてみる
イベント撮影として被写体の写真への入れ方を考える際には以下のような構図やトリミングに関する記事もオススメ。
★人物写真の撮影のコツ〜トリミングしていい場所・悪い場所:図解 | ライフハッカー[日本版]
★【テクニック】デジカメでもOK!誰でもワンランク上の写真にできる、ちょっとしたコツと気配り【人物編】 – NAVER まとめ
首切りとか串刺しとかちょっと表現は怖いですが、人を撮る際にちょっと覚えておきたいです。
とはいえ水平、垂直の線と被写体の人がつながらないような構図、、、意外と難しいですよね(^^;
この際、デジタルカメラなので枚数気にせずどんどん撮ってしまいましょう!(上の作例だと若干首切りかも…)
私も撮影する際に、
・同じ構図でも、ちょっと撮影する角度を変えてみる
・同じ構図でも、カメラの位置(目線)を高くしたり低くしてみる
・同じ構図でも、横位置で撮影したらカメラを縦にして縦位置でも撮影してみる
といったことでひと工夫しています。
撮る位置やカメラの位置をちょっと調整することで、首切りや串刺しにならない写真が撮れます。
そして撮れる写真のバリエーションが格段に増えることが多いと思います。
●手軽なひと工夫 その4:想いをのせてシャッターを切る
それでもやっぱりキモチが1番!
私たちCOXは、「伝えること」を仕事としています。
どんな情報も商品サービスも、その作り手の方の想いが入らないと伝わりにくい中、なんとかクライアントとその「想い」を発見して伝えるお手伝いをしています。
伝わるか、伝わらないかの大事な分岐点が「想い」なのだと実感するケースも多いです。
被写体になるお子さんへの想い、そのイベントへの気持ちがカメラを通してぜったいに、ぜったいに表れてきます!
いろいろな想いや気持ちにあふれた、すてきな構図でシャッターを切ってみてください。
かならず満足できる写真が撮れます。
なぜなら、撮っているお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちが伝わるから。
子どもへの100%の愛が伝わるから。
●終わりに
いかがだったでしょうか。
・ロケハン(下見)
・広角で、人と風景建物をいい感じに収める構図
【1】被写体と背景になる建物や風景の距離をとる
【2】被写体に接近する(上半身が入るくらい)
【3】【1】と【2】の位置をカメラのファインダーや液晶画面で確認しながら、「あなたの撮りたい!」に調整する。
・その場でカメラの角度、位置、縦横の微調整
・想いをのせてシャッターを切る
以上4つのひと工夫で記念写真の見栄えもUPするのではないでしょうか。
今回紹介したような記念日写真のコツとともに、ぜひ望遠レンズにもチャレンジしてみると楽しいですよ。
室内だと移動しながらの撮影はNGが多いかと思います。うまく望遠レンズ(35mm換算200mm〜600mm位をスペックとして表示してあればOK、手ぶれ補正付ならよりOK!!)を使ってグッと引き寄せて撮ってみましょう!
お子さんの大事なシーンを、今回の視点と異なる視点で味わうことができるので、こちらもオススメですよ♪