【0.3秒15文字?】交通機関で移動中に、看板の情報はどこまで伝わるのか?を考える 知っているとちょっと役立つ」看板のお話をご紹介
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【0.3秒?15文字?】交通機関で移動中に、看板の情報はどこまで伝わるのか?を考える ~知っているとちょっと役立つ看板のお話~


こんにちは。営業室の廣瀬です。
私は、看板・サインを主に営業しているので、「看板について知っているとちょっと役立つ」お話をご紹介します。

■目次


屋外広告(Out of Home)の種類
0.3秒?15文字?
看板には、大小様々なサイズと種類がある
一瞬で、言いたいことが伝わることを目指しています


屋外広告(Out of Home)の種類

OH(Out of Home)なんて呼ばれて注目されている屋外広告。

屋外広告とは、「自宅以外の場所で接触する広告メディアの総称」で、 たとえば交通広告屋外の看板大型ビジョンなどがあります。
通学・通勤中に、何度も見て看板の内容を記憶してもらうことが主な目的です。

マーケティング用語として、OOH広告、OOHメディアといった言葉も浸透しています。

ネットマーケティング・キーワード – OOH:ITpro

では、屋外広告の情報ってどのくらいの時間で、どんな文字数の情報が伝わるのでしょうか。

 

0.3秒?15文字?

OH(Out of Home)なんて呼ばれて注目されている屋外広告。

街中を車で移動中、いろいろな看板を目にします。 その「看板を見ている時間」は実際どのくらいかご存知でしょうか?

「屋外広告の知識 第3次改訂版 デザイン編」(株式会社ぎょうせい)という本をちょっとひも解いてみると……

株式会社ぎょうせい 屋外広告の知識 第3次改訂版 デザイン編 P80「短時間で読める屋外広告物=情報量と判読時間」ほか法律編と施工編3冊集合写真

人の目が1カ所に留まる時間はとても短くて、約0.3秒程なのだそうです。
「短い!」ですね……その0.3秒で判読できる文字数は、なんと最大で15文字程度(※1)

さらに移動中の速度が速ければ速いほど、視野はせまくなり、看板の内容は見えなくなります。

一般的に歩行者で視野各水平方向に約20度、垂直方向に約15度といわれています。
走行速度時速40kmの自動車の運転手は、視野角わずか2.3度とかなり狭くなり、更に少ない文字数になってしまいます。(※2)
ということは、道路沿いに建てる看板は、内容を整理する必要が出てきます。

 

看板には、大小様々なサイズと種類がある

文字は大きければ大きいほど見やすいですが、大きければ良いというわけではありません。
また、小さい文字では判読できない場合が出てきます。
表札、置き型看板、建物についている袖看板、屋上看板や壁面看板など大小様々なサイズと種類があります。
そして「見せたい場所」と「見る人の距離」によって、適正な文字の大きさが割り出せるのです。

看板と人の距離 可読文字サイズ(和文)
至近距離 (1〜2m) 1cm以上
近距離 (5m) 2cm以上
近距離 (10m) 4cm以上
中距離 (20m) 8cm以上
遠距離 (30m) 12cm以上
遠距離 (40m) 16cm以上

画数、書体(文字の太さ、デザイン)や色など、条件によって変わってきますが、
これが見えるための「デザインルール」、基準のひとつになっています。

 

一瞬で、言いたいことが伝わることを目指しています

せっかくお金をかけるのだから、あれも!これも!とついつい思ってしまいます。
しかし、文字情報をたくさん掲載しても、すべてを読んでくれる人は、ほとんどいません。

この看板で何をしたいのか。 目的を明確にして「一瞬で、言いたいことが伝わる看板」にすることが大切ではないでしょうか。

そのために私たちCOXが、お客様と一緒に考えます!

「知名度を上げたい」
「お店への誘導をしたい」
「ライバル店を牽制したい」

お客様の大切な思いを、「ビジネスに効果のあるデザインと安心・信頼の品質」で形にして、お届けします!お客様のビジネスを応援します!

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電話:0267-62-0403(代)

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参考資料:

株式会社ぎょうせい 屋外広告の知識 第3次改訂版 デザイン編
※1 株式会社ぎょうせい 屋外広告の知識 第3次改訂版 デザイン編 P80「短時間で読める屋外広告物=情報量と判読時間」

※2 株式会社ぎょうせい 屋外広告の知識 第3次改訂版 デザイン編 P78「目を引く屋外広告=視認性と誘目性」