こんにちは。 最近気になっているのは、新型SNSマストドン! Webプランナー木内です。
9月に入り、秋もイベントが多い信州佐久。
弊社Facebookページにも掲載したのですが、あらためてCOXとして、9/2(土)開催された「ヘボコン〜佐久大会〜」に参加レポートをさせていただきたいと思います。
■目次
・ヘボコン(HEBOCON)とは?
・「ひろっしーに1号」そのアイデアと戦略
・いざ、会場の子ども未来館へ! Team COXは1回戦 第1試合!その結果は……
・「最も技術力が低かった人」賞を獲得!
・まとめと参加メンバーの感想
へボコン(HEBOCON)とは?
弊社営業がお話をいただき、急遽参加することになった「ヘボコン」。
まずは、みんなでヘボコンについて調べてみました!
ヘボコン 公式サイト
【参加者募集中】9/2技術力の低い人限定ロボコン「ヘボコン〜佐久大会〜」開催決定!
フルネームは「技術力の低い人限定ロボコン」とのことで、
専門的な知識がなくても参戦できる「ロボコン」といったところでしょうか。
社長の「面白い!参加しよう!」という一言で、 弊社製造技術室スタッフを中心とした「Team COX」が緊急結成されることになったのです!
ちなみに長野県で初開催というだけでなく、名古屋なども含めた中部地方でみても、佐久市が初開催とのことでした。
「ひろっしーに1号」そのアイデアと戦略
参加決定された8月下旬、製造技術室を伺ってみると、なんと! すでに動作テストが行われていました。
「すべて、日用品、生活で使う物で構成しました。」(製造技術室 マネージャー 黒澤)
とのこと。え〜〜?どういうこと? と思っていると黒澤マネージャーが、おもむろにロボットを分解していきます。
・洗濯板
・歯ブラシ
・ブラウンのシェーバー
が使われていました。
シェーバーの振動が、歯ブラシに伝わることで前進するというもの。
動力はシェーバー、駆動は歯ブラシ、ボディは洗濯板という生活に密着した自走式ロボットだったのです!
動作テストでも液体の入った缶など重たいものを押し進める力強さを感じました。 勝 て る! と、社内で盛り上がっていました。(ヘボコンは勝つことが目的の大会ではないことを承知していたのですが)
もうひとつの特徴は、片側の歯ブラシを逆向きに取り付けることで、永久に回転し続け、直進する相手をいなしてかわす作戦をとることもできたことです。
直進と回転は相手で変えていこうということになりました。
その後、多忙な中ですが、重心移動など様々な動作テストを製造技術室の3名が繰り返し、ヘボコンを意識したボディーの装飾(私も少しお手伝いさせていただきました)、ボディ前面に弊社社長の顔を貼ることで完成した最高のロボでした。
「ひろっしーに1号」と命名され、9月2日の本番を迎えました。
当日朝9:00 会場である佐久市子ども未来館 sakumoへ。
すでに参加の皆さんが続々来場していました。親子、ファミリーが多かったのですが、他にも若い男性チームやミュージカルの宣伝も兼ねて女性チームもいました。
社員グループでの参加は、私たちCOXだけだったかもしれません。
そしてCOXの他のスタッフも応援団として手旗を持って駆けつけてくれました。
参加チームは全部で16。
COXは、なんと1回戦 第1試合!ここで負けたら大会終了までどうしたらいいのやら……
対戦相手の中山ファミリーさんも、赤ちゃんの写真をボディ前面に貼られていて、奇しくも顔面対決となりました。
結果は…… ま さ か の 「15秒負け(相手と接触してから5秒くらい)」となってしまいました。
試合を動画撮影していたのですが、あっという間すぎて雑な動画になってしまいました。
観覧席にいたCOX応援団も、これでは応援手旗を振っている間はほとんどありませんでした。
とはいえ、試合は続きます。
他にも、粘土で作りたてのロボ、人形が座っているロボ、ハイぶりっこちゃんをモチーフにしたロボ(こころのミュージカル2017 出演者3名で参加されていました)や浅間山をモチーフにしたロボ、2人で操作するロボなど本当に様々な発想を生かしたヘボいロボが多数登場して、そのユニークな動作や操作する方のコメントで盛り上がってしまいました。
会場はプラネタリウムであることを生かし、1回戦、2回戦、準決勝、決勝と投影される背景が地球から宇宙まで変わっていきました!
どの試合も名勝負。時間制限の1分までかかった試合は1試合しかなかったです。
・ヘボコンは勝ち上がると、「勝ってしまってすみません」というコメントが出る。
・負けたロボの部品が勝ったロボに受け継がれる (ヒロッシーニ1号の社長フラッグも、アヒルのロボの方に受け継がれていきました)
というヘボコンならではの文化も最高に面白かったです。
ヘボコンマスターの石川さんたちのヘボコンの盛り上げ方や、時折入る、なおやマンさんの審査員トークも最高でした! (弊社の応援団もいじっていただきました!)
「最も技術力が低かった人」賞を獲得!
全試合終了後に優勝、準優勝、審査委員賞と表彰続き、最後の「最も技術力が低かった人」賞(最ヘボ賞)は観覧客の投票で決定されました。
なんと、Team COXが栄えある中部地方初の「最も技術力が低かった人」賞をいただきました!
ありがとうございました。(なおやマンさんお手製のジ・トロフィー(誕生日BGM付)と、お子さんが作りきれなかったトロフィーの二段重ね)
Team COX所属の「ヘボコンマン」が微妙に滑ったトークをしてしまったのもよかったのかもしれません。
また、ヘボコン佐久大会の記事が公式サイトに掲載されていました。
2時間の大会が記録された動画もYoutubeにアップされていましたので、ヘボコン大会の雰囲気を感じていただければと思います♪
●プラネタリウムでイベント開催した話&宇宙ヘボコン – デイリーポータル
●Hebocon Space Wars(大会動画)
●まとめと参加メンバーの感想
いかかでしたか?
ヘボコン〜佐久大会〜 あっという間で、盛り上がった120分の中で、ヘボいことがどれだけ凄いことかを濃密に体験できました。
雑な理由、雑な仕上がり、雑な目的など、とにかく「雑」ということを楽しめました。
まさかの1回戦負けでしたが、栄誉ある賞をいただいたりできて、満足したスタッフが多かったですね。
弊社社長も満足で記念撮影。
ヘボコン文化に接するいい機会となりました。 参加の皆様、佐久市子ども未来館 sakumo の皆様、楽しい時間をありがとうございました!
このような地元のイベントに参加することで何か面白いコトをできれば! と思っています。
最後に製造技術室スタッフ3名に、ヘボコン参加の感想を伺いました。
技術力の最も低かった人
本当に勝つ気でいたんです。1回戦で瞬殺されたときは、「自分の夏もこれで終わったな」と思いました。(製造技術室マネージャー 黒澤)
「ヘボい」をデザインできた!
ヘボコンマン(非公認)として「ヘボい」をアピールできて、自分としては良かったと思っています。
これからもヘボコンマンをよろしくお願いします!(ヘボコンマン松本)
大会の趣旨に合わせる技術力の柔軟さ
今回、最も技術力が低かった人賞をいただきましたが、決して弊社に技術力がない訳ではありません。 大会の趣旨に合わせて、あえて「ヘボい」ロボットにしただけなのです。(土屋)