ネタがない時、解決策や良い提案が思い浮かばない時って結構あります。
そんな時に役立つTipsというか、「何か訓練できることってないのかな?」と思い、いろいろな書籍を探していました。 その中で、ここ数年「役立った!」と実感している本を紹介します♪
考具 ―考えるための道具、持っていますか? 加藤 昌治 (著)
(カバー取ってしまったので、、、通販サイトの画像とかとちょっと違ってます)
考具とは、著者の考えた表現で、「考えるための道具」とのこと。考具として、発想の手段の紹介と実際の効果などが紹介されています。全部で21種類もあるのですが、全部使う必要もなく、自分で試して自分に適した方法を使っていけたら面白いのではないでしょうか。
個人的には
アイデアスケッチ・・・ 『こうなったら良いな』をフリーハンドで自由に書く。とにかく手を動かす。紙の無駄遣いでOK
ポストイット・・・ポストイット1枚に1ネタで、数を出す
マンダラート・・・3×3マスの中央にテーマを書き、その周辺のマスをアイデアやキーワードで埋めていく
連想ゲーム・・・テーマ、キーワードから連想するものを書き出す
臨時新聞記者・・・新聞記者になったつもりで対象を取材する。モノゴトを掘り下げ中学生に説明できるくらいまで噛み砕いてみる
といった手段が合っていたようで、今でも、自分なりにアイデアを出す際に使っています。この書籍自体、非常にわかりやすい内容であることも良かったです。
アイデアや企画がどのようなものであるか紹介され、置かれた環境よりも自分の意識の方が大事。 そして量が質を生むとのこと。
特にアイデアを出していくにあたって大切なことではないかと、実際の案件やクライアントとの打ち合わせ等を通して実感します。
また、考具を知っていれば、日々の生活自体が様々な情報を発信していることが再認識できたりして、ちょっと見え方が変わって面白い。 大なり小なり、様々な仕事でも役立ちそうです。皆さんも煮詰まった時には、挑戦してみてはどうでしょうか?
今では、公式ウェブサイトもあって「考具 ―考えるための道具、持っていますか?」以外の本の紹介、ワークショップの紹介、よくある質問、また、短めの記事等も掲載されています。
考具Web! http://coquets.jp/
アイデアを出すこと、考えることについていろいろ知りたい、試したい方にオススメの本とそのウェブサイトの紹介でした♪
クリエイティブ室:木内忍